【スタン電波構築】天才の潜在能力
2013年5月11日 TCG全般 DGMが発売されて1週間以上達、みんなそれぞれ新しいデッキを使っていることと思う。もちろん私もだ。新しいキーワード能力の「融合」はかつての分割カードを彷彿とさせるデザインで懐かしく思う人も多いだろう。
そんな中で私が注目したカードは何か? 「復活の声/Voice of Resurgence」? 「ラル・ザレック/Ral Zarek」? 「ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa」? 答えはどれもNOだ。私が注目したカード。それは「吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm」 だ。
見ての通り赤らしいカオスなゲームを作るカードだし、それと同時にロマンの詰まったカードでもある。使い方は至ってシンプルだ。吹き荒れる潜在能力が場にある状態で、軽い呪文を唱え、吹き荒れる潜在能力の効果で重い呪文を踏み倒す。もちろん、運頼みな面もあるから毎回上手くいくとは限らない。そこが赤らしいと言えるし、だからこそ面白いとも言える。
さぁ、このカードを使うにあたって一つ問題点がある。聡明な読者の方は気づいていると思うが、これは避けて通れない問題だ。そう、踏み倒す予定の呪文が手札に来た場合だ。幸い赤には、「信仰無き物あさり/Faithless Looting」という性能の高いルーター呪文がある。これを使えば、成程、手札に来た重い呪文を捨てつつ新しい呪文を手札に加えることができる。しかし少しばかり待って欲しい。それは飽くまで、手札に来てしまったどうしようもない呪文をどうしようもなく捨てているだけで、何一つアドバンテージを得ることができていない。
なら、どうすればいいか。その答えは同じDGMの中に隠れていた。そのカードが今回私が注目するもう一つのカード。「天才の煽り/Blast of Genius」 。このカードを使えば手札を増やしつつ、手札に来てしまった重い呪文を特大の火力に変換することができる。その上イゼットカラーという「吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm」との相性の良さ。
このセンシティブでエキサイティングなシナジーを見つけ、いてもたってもいられず、デッキを仮組みしてみた。その結果が下記のレシピだ。
見て分かるとおり、ソーサリー呪文は、「天才の煽り/Blast of Genius」のみ。これは、「吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm」が場にある状態でも確実に打てるようにするためだ。そういう意味でいえば、逆にインスタントに関しては「吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm」が張ってあると途端に動けなくなる。これは序盤を凌ぐために取らざるを得なかった選択肢であり、インスタントに関しては呪文を踏み倒すことを諦めたという意味でもある。
「吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm」で踏み倒したい呪文は二つ。「世界棘のワーム/Worldspine Wurm」と「全知/Omniscience」だ。「世界棘のワーム/Worldspine Wurm」はこのデッキととても相性が良くて、「天才の煽り/Blast of Genius」で11点火力となった後はまたデッキに戻り、2度目の11点火力の可能性を高めてくれる。「全知/Omniscience」を張れば6マナと重い「天才の煽り/Blast of Genius」をタダで打てる。しかも、やっぱり「天才の煽り/Blast of Genius」の弾としても優秀だ。
と、まぁ少しばかりこのデッキを解説したが、正直まだまだ作りこみが足りていない状態だ。既にこの日記を見ている諸君は「吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm」を使ったデッキを作っているだろうから、君達の中からこのカードをトーナメントシーンで活躍させることのできるプレイヤーが出てくることを祈っている。
全ての電波デッキビルダーに幸運を。
そんな中で私が注目したカードは何か? 「復活の声/Voice of Resurgence」? 「ラル・ザレック/Ral Zarek」? 「ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa」? 答えはどれもNOだ。私が注目したカード。それは「吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm」 だ。
Possibility Storm / 吹き荒れる潜在能力 (3)(赤)(赤)
エンチャント
プレイヤー1人が自分の手札から呪文を1つ唱えるたび、そのプレイヤーはそれを追放し、その後、自分のライブラリーの一番上から、それと共通のカード・タイプを持つカードを追放するまでカードを追放し続ける。そのプレイヤーはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その後、そのプレイヤーは吹き荒れる潜在能力により追放されたすべてのカードを自分のライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
見ての通り赤らしいカオスなゲームを作るカードだし、それと同時にロマンの詰まったカードでもある。使い方は至ってシンプルだ。吹き荒れる潜在能力が場にある状態で、軽い呪文を唱え、吹き荒れる潜在能力の効果で重い呪文を踏み倒す。もちろん、運頼みな面もあるから毎回上手くいくとは限らない。そこが赤らしいと言えるし、だからこそ面白いとも言える。
さぁ、このカードを使うにあたって一つ問題点がある。聡明な読者の方は気づいていると思うが、これは避けて通れない問題だ。そう、踏み倒す予定の呪文が手札に来た場合だ。幸い赤には、「信仰無き物あさり/Faithless Looting」という性能の高いルーター呪文がある。これを使えば、成程、手札に来た重い呪文を捨てつつ新しい呪文を手札に加えることができる。しかし少しばかり待って欲しい。それは飽くまで、手札に来てしまったどうしようもない呪文をどうしようもなく捨てているだけで、何一つアドバンテージを得ることができていない。
なら、どうすればいいか。その答えは同じDGMの中に隠れていた。そのカードが今回私が注目するもう一つのカード。「天才の煽り/Blast of Genius」 。このカードを使えば手札を増やしつつ、手札に来てしまった重い呪文を特大の火力に変換することができる。その上イゼットカラーという「吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm」との相性の良さ。
このセンシティブでエキサイティングなシナジーを見つけ、いてもたってもいられず、デッキを仮組みしてみた。その結果が下記のレシピだ。
Main 60
Land 25
4 蒸気孔/Steam Vents
4 硫黄の滝/Sulfur Falls
3 血の墓所/Blood Crypt
3 竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit
3 湿った墓/Watery Grave
3 水没した地下墓地/Drowned Catacomb
2 島/Island
3 山/Mountain
Creature 8
3 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
3 ボーラスの占い師/Augur of Bolas
2 世界棘のワーム/Worldspine Wurm
Sorcery 4
4 天才の煽り/Blast of Genius
Instant 18
4 イゼットの魔除け/Izzet Charm
3 本質の散乱/Essence Scatter
4 灼熱の槍/Searing Spear
3 肉貪り/Devour Flesh
4 飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger
Enchantment 5
3 吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm
2 全知/Omniscience
見て分かるとおり、ソーサリー呪文は、「天才の煽り/Blast of Genius」のみ。これは、「吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm」が場にある状態でも確実に打てるようにするためだ。そういう意味でいえば、逆にインスタントに関しては「吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm」が張ってあると途端に動けなくなる。これは序盤を凌ぐために取らざるを得なかった選択肢であり、インスタントに関しては呪文を踏み倒すことを諦めたという意味でもある。
「吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm」で踏み倒したい呪文は二つ。「世界棘のワーム/Worldspine Wurm」と「全知/Omniscience」だ。「世界棘のワーム/Worldspine Wurm」はこのデッキととても相性が良くて、「天才の煽り/Blast of Genius」で11点火力となった後はまたデッキに戻り、2度目の11点火力の可能性を高めてくれる。「全知/Omniscience」を張れば6マナと重い「天才の煽り/Blast of Genius」をタダで打てる。しかも、やっぱり「天才の煽り/Blast of Genius」の弾としても優秀だ。
と、まぁ少しばかりこのデッキを解説したが、正直まだまだ作りこみが足りていない状態だ。既にこの日記を見ている諸君は「吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm」を使ったデッキを作っているだろうから、君達の中からこのカードをトーナメントシーンで活躍させることのできるプレイヤーが出てくることを祈っている。
全ての電波デッキビルダーに幸運を。
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