荊州占拠
家に届きました。
これで快適な追加ターン人生を送れそうです。

来年のEDH的抱負

2015年12月31日 TCG全般

「ドラゴンに在らずんばジェネラルに在らず」


で行こうと思います。要はドラゴン以外のジェネラルでEDHを組みませんってことですね。
まずは手始めに「龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai」に入れるための「荊州占拠/Capture of Jingzhou」の英語版でも買おうと思います。
 一旦崩すのでメモ代わりに



Main 60
Lands 23
4 ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel
3 光輝の泉/Radiant Fountain
2 魔道士輪の魔力網/Mage-Ring Network
14 島/Island

Creatures 29
4 搭載歩行機械/Hangarback Walker
4 羽ばたき飛行機械/Ornithopter
4 結束した構築物/Bonded Construct
4 主任技師/Chief Engineer
4 名高い武器職人/Renowned Weaponsmith
2 鋳造所の隊長/Chief of the Foundry
4 小走り破滅エンジン/Scuttling Doom Engine
3 新たなるファイレクシアの魂/Soul of New Phyrexia

Other spells 8
4 バネ葉の太鼓/Springleaf Drum
4 アーティファクトの魂込め/Ensoul Artifact




 「搭載歩行機械」の採用によって今まで採用していた「幽霊火の刃/Ghostfire Blade」を「鋳造所の隊長」に変更。後は島を減らして無色土地を増やしてもいいかもしれない。
 最近特に書くこともないので自分のレガシーのデッキについて。レシピは前回の日記(http://napuuukin1236.diarynote.jp/201504142130145499/)に。


 POXという名を冠してはいますが、デッキの基本骨子が全くの別物です。採用しているパーツは共通のものが多いですが、ほぼほぼ別のデッキと言ってもいいでしょう。通常のPOXはロックデッキに近い、ガチガチのコントロールデッキです。「不毛の大地/Wasteland」や「Sinkhole」、「小悪疫/Smallpox」で土地を縛り付けて、黒の高額エンチャント御三家である「The Abyss」「Nether Void」「Chains of Mephistopheles」で蓋をして「ミシュラの工廠/Mishra’s Factory」や「呪われた巻物/Cursed Scroll」で殴り倒す。というのが基本的な展開でしょうか。


 ですが、僕のデッキの場合はミッドレンジのビートダウンに分類されるのではないでしょうか。序盤にハンデスや「小悪疫」で相手の動きを鈍らせて、その隙に「死の影/Death’s Shadow」や「グルマグのアンコウ/Gurmag Angler」で殴り倒しに行くという、本来のPOXに比べてかなりアグレッシブなデッキになっています。


 その為、除去の選択もかなり違います。通常のPOXはクリーチャーがミシュランしか存在しないことも多いため、除去耐性やサイズに関係なく相手を落とせる「無垢の血/Innocent Blood」が採用されることが多いです。ただ、僕のデッキの場合は普通のクリーチャーがフィニッシャーであるため「無垢の血」が採用できず、また自分のライフを減らすのがメリットになっている為に「四肢切断/Dismember」を採用しています。


 僕のデッキが「Sinkhole」を採用していないのは、相手のデッキをロックするのが目的なのではなく、相手の動きを鈍らせる程度で十分だからです。土地を縛るよりも、相手の有効牌やこちらのクリーチャーを倒せる除去を落とした方が強いのです。


 「ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe」と「通りの悪霊/Street Wraith」、あまりPOXでは採用されないフェッチランドを採用しているのは当然ながらフィニッシャーを早いターンからキャスト可能にしたいからです。ただ、それだけでなく「ギタクシア派の調査」も「通りの悪霊」もそれぞれ役割があります。


 「ギタクシア派の調査」に関してはハンデスの前方確認という訳の分からないことができます。たとえば、たまに起きることなのですが手札に「ギタクシア派の調査」「四肢切断」「思考囲い/Thoughtseize」とあった時に、最初に「ギタクシア派の調査」を打つことで、「四肢切断」と「思考囲い」のどちらを打つのが正着手なのか見極めることができるのです。あとは単純に前方確認としても優秀です。フィニッシャーが基本的に少ないので相手が除去を握っているかどうかというのはとても重要な要素です。それを知れるのはかなり大きいと言えるでしょう。


 「通りの悪霊」はたまにフィニッシャーになってくれるのが大きいです。POXというのは基本的に消耗戦ですからグダることが多いです。特に「ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil」が居座ると酷いことになります。その場合結構土地が伸びて「通りの悪霊」をキャストできることがあったりします。「ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth」が入ってるので状況によってはアンブロッカブルのフィニッシャーになってくれます。これを素キャストすることはそこまで多くはないですが、あるとないでは全然違います。


 「墓忍び/Tombstalker」ではなく「グルマグのアンコウ/Gurmag Angler」を採用している理由ですが、何といっても軽さです。回避能力よりも軽さの方が数段重要でした。特に最小コストが1と2の差はとてつもなく大きいです。POXは自分の土地をガリガリ削るので土地が2枚くらいしか場にないことも多いです。その時に1マナと2マナだとスペルを構える余裕ができるかどうかという差が出てくるのです。また、2枚目以降をキャストしようと考えた時に必要なマナコストの差というのがどんどん開いてきます。なのでこの2枚のコストの差1というのは見た目以上に大きいです。


 「死の影」の採用枚数を絞っているのは単純にムラが大きいからです。ライフは0マナキャントリップを引ける枚数によって大きく変動するので当然ながらキャストできない状況というのも出てきます。それなら安定してだせるアンコウのほうを重点に置いたほうが良いという考えです。今のところはその判断は正しいと思っています。


 とりあえずはこんな感じです。ネットで調べても他にこんな感じでPOXを組んでいる方は見つけられなかったですし、特に参考にしたレシピも存在しないのでオリジナルデッキなのではないでしょうか。勝率に関して言えば、お世辞にも良いとは言えませんが、レガシーという環境でオリジナルデッキを作れたのはなかなかに嬉しいことだと思います。やっぱり自分のオリジナルデッキを回すのは楽しいですしね。


 要は何が言いたいかっていうと、お金をかけなくてもレガシーは楽しめるんやで(不毛の大地から目を逸らしながら)。
 タルキール龍紀伝でドラゴンサポートのカードが増えたのでドラゴンデッキを組んでみたいと思いました。特に青にはコントロール寄りなカードで優秀なものが増えたのでそれを使ってデッキ構築をしたいと思います。


Main 60
Lands 25
4 シヴの浅瀬/Shivan Reef
4 啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment
4 急流の崖/Swiftwater Cliffs
2 精霊龍のるつぼ/Crucible of the Spirit Dragon
7 島/Island
4 山/Mountain

Creatures 8
4 氷瀑の執政/Icefall Regent
4 嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon

Other spells 27
2 モーギスの悪意/Spite of Mogis
4 予期/Anticipate
4 稲妻の一撃/Lightning Strike 
3 シルムガルの嘲笑/Silumgar’s Scorn
3 雲散霧消/Dissipate
3 解消/Dissolve
4 宿命的火災/Fated Conflagration
4 龍王の大権/Dragonlord’s Prerogative



 「宿命的火災」は弱いカードだと思われがちですが、「包囲サイ/Siege Rhino」をやれて+から入った「悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver」をやれるナイスカードだと思っています。特に赤青だと一旦場に出てしまったパーマネントに対しての対処法が少ないのでインスタントタイミングで主要な生物をしっかり対処できるこのカードは強いと思います。


 あとは「精霊龍のるつぼ」は色拘束の強いこのデッキだとミスマッチかとおもうかもしれませんが、チャージしたマナを活用して寝かせる土地の枚数を減らすことでドラゴンをキャストしたさいの隙を無くそうという考えのもと入っています。最終的に抜ける可能性は高いです。


 それと「モーギスの悪意」の火力を落とさない為に探査ドローではなく「龍王の大権」を採用しています。ドローがカウンターされないというのは地味ながら嬉しいことですしね。


 レシピを書き出してみた結果、後手になったら勝目がなさそうなデッキになってしまいましたが現行スタンの赤青のカードプールだとぶっちゃけどうしようもない気がするので、ごまかしごまかしやっていきたいと思います。
 前回の日記(http://napuuukin1236.diarynote.jp/201502251608517324/)でデッキのカラーをジャンドカラーに決めて、あわよくばタッチで5cにでもしようと画策しました。


 「魂剥ぎ」と相性のいいカードとして、「森の女人像/Sylvan Caryatid」、「予言の炎語り/Prophetic Flamespeaker」、「嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon」を使っていこうという方向性で考えていましたが、もちろんこれらのカードだけではデッキにはなりません。ですのでその他のカードも考えていきましょう。


 まずは墓地を肥やす手段として「神々との融和/Commune with the Gods」や「サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder」あたりが無難なところでしょうか。「サテュロスの道探し」は肉壁として活躍してくれるのですが、「魂剥ぎ」まで落としてしまう可能性があるので微妙なラインではあります。シディシウィップとは違い、能力を持っていないのであればクリーチャーが墓地に落ちる意味もないので「神々との融和」でいいでしょう。


 デッキとして成立させる為に多少なりとも対戦相手への妨害手段が欲しいところです。「思考囲い/Thoughtseize」、「稲妻の一撃/Lightning Strike」、「英雄の破滅/Hero’s Downfall」、「残忍な切断/Murderous Cut」などいくらでもあるので、ここら辺はのちのち考えていきましょう。


 まだ生物が少ないのでもうちょっと増やしていきましょう。前回の日記でも上げた「責め苦の伝令/Herald of Torment」、授与で序盤の戦力になるという点に注目するのであれば「加護のサテュロス/Boon Satyr」なんかもいいでしょう。2マナ圏の軽量クリーチャーで「グルマグの速翼/Gurmag Swiftwing」や「夜の子/Child of Night」なんかもいいと思います。もしくは他の軽量マナクリーチャーもいいかもしれません。また4マナ圏がいないので安定の「世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater」を入れるのもいいですね。


 そろそろ面倒くさくなったので今回はここら辺で。
魂剥ぎ/Soulflayer  (4)(黒)(黒)
クリーチャー ― デーモン(Demon) FRF, レア
探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
魂剥ぎの探査能力によって飛行を持つクリーチャー・カードが追放されたなら、魂剥ぎは飛行を持つ。先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、到達、トランプル、警戒についても同様である。
4/4




 発売前から注目のカードとなりながらイマイチ結果を残せていない「魂剥ぎ/Soulflayer」。黒のダブルを含む探査6マナで4/4と最低限のスペックを有しながらロマン溢れる能力を有しているが、あまりにも脳筋寄りな為かあまりジョニー達にも構ってもらえてないイメージがある。


 このカードの問題は準備の手間の割に強くないことである。呪禁だけでは全体破壊に、破壊不能だけでは追放除去に、呪禁と破壊不能の両方を持とうが「霊気渦竜巻/AEtherspouts」でこれまでの努力が水泡に帰してしまう。一度バウンスされてしまえば、もう一度同じスペックで出すのは困難になるだろう。しかも二段攻撃を持っていなければ4点パンチャーでしかない。つまりフィニッシャーとしては不安定なのである。デッキのスロットをこいつの為だけに割く必要がありながら、それだけのことをする価値が薄いのである。


 じゃあどうするか。簡単である。こいつ専用のデッキではなく、サブプランとして運用するのである。終盤は2~3マナで出せる機会も多いだろうから、黒絡みのビートダウンに何食わぬ顔で入れるのもいいだろう。もしくは「森の女人像/Sylvan Caryatid」や「女王スズメバチ/Hornet Queen」が入ってるデッキにピン差ししてもいいかもしれない。サブプランとしてなら4マナ4/4呪禁+飛行+接死だけでも十分なスペックだろう。


 色々考え方はあるだろうが、結局相棒ありきのカードなのでまずは相性の良いクリーチャーをピックアップしていこう。



「彩色マンティコア/Chromanticore」

 色拘束を考えなければ現行スタンでこのカード以上に相性のいいカードはいないだろう。魂剥ぎデッキにこのカードを入れる場合、どちらかというとこのカードを中心とした構成になるだろう。逆に言えば5色デッキに近い構成を考えなければいけないということでもある。今回に関しては「魂剥ぎ」をサブプランとして考えていきたいのでパスで。


「グルマグの速翼/Gurmag Swiftwing」

 「魂剥ぎ」と色が合っており、飛行、速攻、先制攻撃と優先度の高い能力が揃っている。また2マナと軽い為デッキに入れやすいのも高評価である。ただ、1/2というスペックの関係上、オーラか何かで強化しない限り戦力としてカウントできないのが難点である。


「責め苦の伝令/Herald of Torment」

 このカードで得られる能力は飛行だけであるが、序盤では3マナ3/3飛行という戦力になりながら終盤は「魂剥ぎ」を強化するオーラとなれる。色が合ってるのも高評価である。


「ザスリッドの隠し刃/Xathrid Slyblade」

 黒単色で呪禁が欲しいなら。


「夜の子/Child of Night 」

 黒単色で絆魂が欲しいなら。


「嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon」

 現在の多色環境において絶大な効力を発揮するプロテクション白を有するドラゴン。このカードからは飛行と速攻を得られるが、それ以上に相手によってはこのカードだけで勝てるレベルのフィニッシャーとしての性能が良い。


「予言の炎語り/Prophetic Flamespeaker」

 二段攻撃を持っているクリーチャーの中で採用圏内に入る数少ないクリーチャー。二段攻撃と相性の良いトランプルを持っているのも高評価。ただ、このカードに関しても強化しないと単体性能が厳しい。


「森の女人像/Sylvan Caryatid」

 ただ強いカードでありながら、優先度が高い癖になかなか手に入れづらい呪禁を持っている。こいつの為だけに緑をタッチすることも厭わないレベル。


「サグのやっかいもの/Sagu Mauler」

 トランプルと呪禁を持っており6/6とスペックは高い。ただ、このカードを入れようとすると色がほぼ決まってしまうのが痛い。


「女王スズメバチ/Hornet Queen」

 ただ強以外の何者でもない。飛行と接死を得られる。


「黎明運びの戦車兵/Dawnbringer Charioteers」

 飛行+絆魂。本人スペックは決して低くはないが、強化するカードを入れる必要はあるだろう。4マナと軽めでタフネスが4あるのは高評価。欲を言えばタフネスが5あれば文句なしだったが。


「威名の英雄/Fabled Hero」

 貴重な二段攻撃枠。このカードを入れると嫌でも英雄的方面に寄ってしまうのが難点。


「カマキリの乗り手/Mantis Rider」

 4c…だと…!?


「包囲サイ/Siege Rhino」

 ほぼ相性は関係ない。黒が入っててただ強だから。そのレベルの超絶スペック。


各種神様

 破壊不能はやっぱり欲しいよね、っていう。ただ除去耐性の高さが裏目に出てしまう。場から墓地におく手段がなさすぎる。



 軽くピックアップした結果、今回はジャンドカラーがいいのではないかと思った。「森の女人像」と「予言の炎語り」、「嵐の息吹のドラゴン」辺りが決め手となった。ただ、ジャンドにするのであればタッチで「彩色マンティコア」できるのではないかとも思った。フェッチとトライランドがあればなんとかなるだろう。


 今日はもう面倒くさいので、実際にデッキ構築するのは次回で。
 各色1枚ずつぐらい書いていきます。


Jeskai Barricade / ジェスカイのバリケード (1)(白)
クリーチャー — 壁(Wall)
瞬速(あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
防衛
ジェスカイのバリケードが戦場に出たとき、あなたがコントロールする他のクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれをオーナーの手札に戻してもよい。
0/4

 いわゆる開門クリーチャー。ただし、他のクリーチャーを戻すのは強制ではなく任意で、戻さない場合のデメリットもない。またマナコストが軽く、パワーが0なので白お得意の限定条件付きのリアニメイトとの相性も良い。単体でのカードパワーは高いとは言えないが、胡散臭い動きを予感させる能力がエロい。



Frost Walker / 霜歩き (1)(青)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
霜歩きが呪文や能力の対象になったとき、これを生け贄に捧げる。
4/1

 2マナでパワー4と破格の性能。タフネス1なので、デメリットがあまり気にならない。こいつや「水晶オウムガイ/Crystalline Nautilus」のおかげで青単体でもそこそこ打点を出すことができるので、もう一回青単信心が組めるのではないかと思ってしまう。後イラストが可愛くて萌える。



Soulflayer / 魂剥ぎ (4)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)
探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
魂剥ぎの探査能力によって飛行を持つクリーチャー・カードが追放されたなら、魂剥ぎは飛行を持つ。先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、到達、トランプル、警戒についても同様である。
4/4

 「神々との融和/Commune with the Gods」や「突然の再利用/Sudden Reclamation」と組みあせて使いたい。墓地に落とすのは無難に「森の女人像/Sylvan Caryatid」と「彩色マンティコア/Chromanticore」あたりで。何の捻りもないけどもロマンを感じる組み合わせ。ただ、本人のスペックが4/4なので、何とかして打点を上げたいところ。



Lightning Shrieker / 稲妻の金切り魔 (4)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行、トランプル、速攻
終了ステップの開始時に、稲妻の金切り魔のオーナーはこれを自分のライブラリーに加えて切り直す。
5/5

 珍しいコモンのドラゴン。単体で使うと歩く5点火力でしかないので、クリーチャーであることを利用して他のカードと組み合わせたい。「開拓地の包囲/Frontier Siege」で相手のクリーチャーを除去しながら攻撃したり、「生命の遺産/Life’s Legacy」で攻撃後5ドローしたりとなかなか胡散臭いことをできそうな匂いがする。素直に「火のるつぼ/Crucible of Fire」で5マナ8点火力にするのもセクシー。



Sudden Reclamation / 突然の再利用 (3)(緑)
インスタント
あなたのライブラリーの一番上から4枚のカードをあなたの墓地に置く。その後、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚と土地カード1枚をあなたの手札に戻す。

 とにかくエロい。インスタントなのもそうだけれど、回収するのはこのカードの能力で落としたものじゃなくてもいいのが良心的。墓地を肥やしつつ確実にアドが取れるといういいことずくめ。実際にデッキに積む場合は1枚か2枚に抑えられるだろうけども、いぶし銀な活躍を期待できる。



Silumgar, the Drifting Death / 漂う死、シルムガル (4)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行、呪禁
あなたがコントロールするドラゴン(Dragon)が1体攻撃するたび、ターン終了時まで、防御プレイヤーがコントロールするクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。
3/7

 とにかく硬い。バンバン強化して殴っていきたい。「予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx」とは一長一短ではあるものの手札を残しておかなくてもいい分、何も考えずにオーラを貼れるのは良いところ。コントロールのフィニッシャーというよりは、こいつを軸にしたデッキで使いたいカード。



Crucible of the Spirit Dragon / 精霊龍のるつぼ
土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(1),(T):精霊龍のるつぼの上に貯蔵(storage)カウンターを1個置く。
(T),精霊龍のるつぼの上から貯蔵カウンターをX個取り除く:あなたのマナ・プールに、好きな色の組み合わせのマナX点を加える。このマナは、ドラゴン(Dragon)呪文を唱えるためか、ドラゴンの能力を起動するためにのみ使用できる。

 何一つ良い評価を聞かない気はするけども僕は大好きです。ドラゴンデッキはどうしてもデッキ内のマナコストが重い方に偏るので、序盤に余ったマナを貯めて終盤吐き出せるのは噛み合っている。しかもアンタップインでチャージしなくても無色マナが出るのは地味に凄いと思う。



Ugin, the Spirit Dragon / 精霊龍、ウギン (8)
プレインズウォーカー — ウギン(Ugin)
[+2]:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。精霊龍、ウギンはそれに3点のダメージを与える。
[-X]:点数で見たマナ・コストがX以下の、1色以上の色を持つ各パーマネントをそれぞれ追放する。
[-10]:あなたは7点のライフを得て、カードを7枚引く。その後、あなたの手札にある最大7枚までのパーマネント・カードを戦場に出す。
7


 かわいい。
 今週末にはFRF発売されるっていうのにそんな人間いないよねー。って言おうと思ったけどいました、ここに。っていうか考えたというより、実際に組んだまである。



Lands 24
4 天啓の神殿/Temple of Epiphany
3 奔放の神殿/Temple of Abandon
2 神秘の神殿/Temple of Mystery
3 シヴの浅瀬/Shivan Reef
4 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
3 島/Island
3 山/Mountain
2 森/Forest 

Creature 11
4 魔心のキマイラ/Spellheart Chimera
4 嵐追いのキマイラ/Stormchaser Chimera
3 地平線のキマイラ/Horizon Chimera

Other spells 25
4 稲妻の一撃/Lightning Strike
3 マグマの噴流/Magma Jet
2 否認/Negate
4 神々との融和/Commune with the Gods
4 解消/Dissolve
2 蒸気占い/Steam Augury
3 ウルドのオベリスク/Obelisk of Urd
3 宝船の巡航/Treasure Cruise




 ティムールカラーのビートダウンデッキですね。まぁ、組んでる最中に弱いって気付いてましたけど、キマイラデッキをどうしても作りたかったんです。結構サイズはデカくはなるんですけど、序盤の脆さを考えるとパワーだけ上がっても仕方がないっていう感じがするんですよね。


 今週末にはFRFも発売されることですし、今のうちから新しいティムールカラーのデッキでも考えておきます。


 あ、あと禁止改訂に関しては妥当だと思います。
ティムールの隆盛/Temur Ascendancy  (緑)(青)(赤)
エンチャント KTK, レア
あなたがコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。
パワーが4以上のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。




 スタンにある「ティムールの隆盛/Temur Ascendancy」はかつての「ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya」を思い出させる性能です。重ね張りの効く「熱情/Fervor」というところが似ているのでしょうか。


 しかもファイアーズの時代にあったフィニッシャーである「ブラストダーム/Blastoderm」は4マナ5/5と「世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater」と同じスペックです。


 なら組むしかないでしょう、ファイアーズ。……と言いたいところですが、昔のファイアーズと大きく違うところがあります。まぁ、環境のスピードとか、そもそものカードパワーの差とか挙げればキリがないですが一番の違いは2ターン目に「ヤヴィマヤの火(ティムールの隆盛)」張れるかどうかではないでしょうか。


 「ティムールの隆盛」を2ターン目にキャストする為には、1ターン目に「ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast」セットから「エルフの神秘家/Elvish Mystic」キャスト、2ターン目に赤マナの出るアンタップインランドをセットしなければなりません。要は1ターン目の条件が厳しすぎて現実的でないのです。


 だからと言って今の環境は3ターン目にのんびり「ティムールの隆盛」をキャストしてられる程優しくはなさそうなので少し構築を考えなければいけないでしょう。


 それは次回以降考えていきます。
 diarynote内で昨日今日とさんざんウギンの話題は出たので今更このカードの能力について書かなくても、みなさん知っていると思います。そんな訳でモダンでウギンを使っていきたいのですが、モダンでプレインズウォーカーと言ったら「倍増の季節/Doubling Season」だと思います。



倍増の季節/Doubling Season  (4)(緑)
エンチャント RAV, レア
いずれかの効果があなたのコントロール下で1個以上のトークンを出す場合、代わりにそれはその2倍の数を戦場に出す。
いずれかの効果があなたがコントロールするパーマネントの上に1個以上のカウンターを置く場合、代わりにそれはその2倍の数をそのパーマネントの上に置く。




 ウギンは「倍増の季節」が出ている状態ならキャストしてすぐさま奥義が使える状態になります。しかも奥義を打って次のウギンを引いた場合、もう一回新しいウギンで奥義を打つことができます。


 とは言ってもウギンの為だけに「倍増の季節」を入れるのは厳しいので他のPWも入れたデッキに仕上げるのが無難になります。そしてウギンの奥義が手札のパーマネントを踏み倒せる能力なので、デッキをパーマネントで埋め尽くしましょう。呪文なんていらんのです。と、なれば「原初のうねり/Primal Surge」でしょうとも。



原初のうねり/Primal Surge  (8)(緑)(緑)
ソーサリー AVR, 神話レア
あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。それがパーマネント・カードである場合、あなたはそれを戦場に出してもよい。そうした場合、この手順を繰り返す。




 デッキ内のカードが全て戦場に出て、その上ウギンの奥義でドローができるとなれば彼の出番でしょう。敗北条件を勝利条件に変える唯一無二のカード。「研究室の偏執狂/Laboratory Maniac」。



研究室の偏執狂/Laboratory Maniac  (2)(青)
クリーチャー ― 人間(Human)・ウィザード(Wizard) ISD, レア
あなたのライブラリーにカードが無いときにあなたがカードを引く場合、代わりにあなたはこのゲームに勝利する。
2/2




 ただ2色だけだと相手の妨害が難しいのでパーマネントで相手の場に干渉できる白も足しましょう。バントカラーですな。


 色も決めたので候補となるカードを探していきましょう。まずは他のPW。ウギンが8マナとかなりヘビーなのでマナ加速できるPWが理想です。その条件を満たしているのが


「野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker」
「荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave」
「世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker」


 でしょうか。特に「野生語りのガラク」はマイナス能力が「倍増の季節」と相性が良いのがポイントですね。ただ、「世界を目覚めさせる者、ニッサ」も次のターンに確実にウギンのマナ域に到達できるのがポイントです。「荒ぶる波濤、キオーラ」は稲妻環境であるモダンにおいて致命的な忠誠値なので扱いづらいことが予想されます。


 さて、他のプレインズウォーカーも見ていきましょう。


「遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant」

 ・ただ強ですね。しかしながら単体での強さはあるものの、デッキとのかみ合いが良くなさそうなのがマイナスポイントです。


「太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion」

 ・こちらもただ強ですが、マナコストがかなりヘビーです。正直デッキ全体のマナコストを考えた時に入れたくはありませんが、プラスでトークン生成、小マイナスでパワー4以上を破壊と防御性能の高さがとてつもないので1枚か2枚入れてもいいかもしれません。


「ギデオン・ジュラ/Gideon Jura」

 ・こちらも防御性能が高く欲しいカードではあるのですが、これ以上5マナ域をもっさりさせたくないのでなしの方向性で。


「思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought」

 ・手札補充ができて、相手の打点も下げられる。いいことずくめです。また「倍増の季節」がある状態なら即奥義でウギンを引っ張ってこれるのもポイント高いですね。


「ギルドパクトの体現者、ジェイス/Jace, the Living Guildpact」

 ・密かに評価しているカードであるジェイスです。初期忠誠値の高さとパーマネントタイプを選ばないバウンス能力がいいですね。やっぱり「倍増の季節」下で即奥義が強力なのもいいです。ただ、やっぱり「思考を築く者、ジェイス」が優先されると思います。


「解放された者、カーン/Karn Liberated」

 ・高い。


 こんなところでしょうか。PWはどうしても4マナ以上のものが多いのがネックになりますね。なので他のカードは3マナ以下に抑えたいところです。ということでPW以外のカードも見ていきましょう。


「森の女人像/Sylvan Caryatid」
「極楽鳥/Birds of Paradise」
「貴族の教主/Noble Hierarch」

 ・安定のマナ加速。好きな色を出せるのがポイント。このデッキが動き出すのは4マナ以降なので1マナであることに拘る理由は少ない。


「とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle」

 ・マナ加速になるかは分からないが、出た瞬間に必ずアドをとってくれるのが偉い。2マナという軽さもセクシー。


「拘留の宝球/Detention Sphere」

 ・白をとる理由。ただ、ウギンのマイナスで壊した時の反動が怖い。トークン軍団を一掃できるのも嬉しいところ。


「神秘の蛇/Mystic Snake」

 ・重いがパーマネントで打ち消しができる数少ないカード。もっと重くてもいいなら「吸収するウェルク/Draining Whelk」でも。


「クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix」

 ・アド+ライフゲイン。稲妻で落ないのもポイント。


 白をとる理由が本当に薄い。その上、パーマネントしか入れられないと青の強みを一切活かせないという。これは素直に「原初のうねり」を諦めてバントコンにした方が良さげですね。でも俺はうねりたいんや。


 もう少し考えてみます。

ウギンたんprpr

2014年12月25日 TCG全般
ウギンたんprpr
 いやぁ、ウギンたん可愛いっすね。かなり好みのルックスと性能なので是非ともFoilで4枚集めたいところです。
ティムールの隆盛/Temur Ascendancy  (緑)(青)(赤)
エンチャント KTK, レア
あなたがコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。
パワーが4以上のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。



想像上のペット/Imaginary Pet  (1)(青)
クリーチャー ― イリュージョン(Illusion) 9ED, レア
あなたのアップキープの開始時に、あなたの手札にカードが1枚でもある場合、想像上のペットをオーナーの手札に戻す。
4/4



マイアの超越種/Myr Superion  (2)
アーティファクト・クリーチャー ― マイア(Myr) NPH, レア
マイアの超越種を唱えるためには、クリーチャーから生み出されたマナのみが使用できる。
5/6



タララの大隊/Talara’s Battalion  (1)(緑)
クリーチャー ― エルフ(Elf)・戦士(Warrior) EVE, レア
トランプル
タララの大隊は、このターンにあなたが他の緑の呪文を唱えていた場合のみ唱えられる。
4/3



苛立たしい小悪魔/Vexing Devil  (赤)
クリーチャー ― デビル(Devil) AVR, レア
苛立たしい小悪魔が戦場に出たとき、いずれの対戦相手も「苛立たしい小悪魔は自分に4点のダメージを与える」ことを選んでもよい。プレイヤー1人がそうした場合、苛立たしい小悪魔を生け贄に捧げる。
4/3



花を手入れする者/Bloom Tender  (1)(緑)
クリーチャー ― エルフ(Elf)・ドルイド(Druid) EVE, レア
(T):あなたがコントロールするパーマネントの色1色につき、あなたのマナ・プールにその色のマナ1点を加える。
1/1



ドライアドの東屋/Dryad Arbor  
〔緑〕 土地・クリーチャー ― 森(Forest)・ドライアド(Dryad) FUT, アンコモン
(ドライアドの東屋は呪文ではなく、召喚酔いの影響を受け、「(T):あなたのマナ・プールに(緑)を加える。」を持つ。)
1/1

 KTKが発売されてからまだ一度もマジックに触れていないのですが、一応スタンのデッキを一つくらい持っておこうと思って手持ちのパーツ+安いKTKのパーツでデッキを組みました。



Lands 24
4 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
4 ジャングルのうろ穴/Jungle Hollow
2 疾病の神殿/Temple of Malady
7 森/Forest
7 沼/Swamp

Creatures 23
4 縁切られた先祖/Disowned Ancestor
4 森の女人像/Sylvan Caryatid
3 起源のハイドラ/Genesis Hydra
4 クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix
4 牙守りの隊長/Tuskguard Captain
4 世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater

Other spells 13
4 硬化した鱗/Hardened Scales
2 古き者どもの報復/Retribution of the Ancients
4 族樹の発動/Kin-Tree Invocation
3 英雄の破滅/Hero’s Downfall




 まぁ、見たまんまですね。基本的には+1カウンターが乗るクリーチャーを「硬化した鱗」「古き者どもの報復」でサポートして殴るデッキです。また、高タフネスのクリーチャーが多いので、それを活かす為に「族樹の発動」が入っています。

 一応それぞれシナジーがそこそこあって、ポルクラノスの回避能力のなさを「牙守りの隊長」でカバーしたり、「起源のハイドラ」から「硬化した鱗」がめくれれば+1カウンターがXの値が実質1増えたりとか。

 ただ、まぁなんというか細い。素の状態でちゃんと殴れる生物が殆どいないので、丁寧に対処されると割とどうしようもないっていう。

 高いパーツは全部THSブロックのカードで、KTKで採用してるカードは全部50円切るようなものばかりなのでTHSブロックでしっかりとパーツを集めてた人は殆ど出費なしで組めます。なので「森の女人像」や「クルフィックスの狩猟者」が余ってる人は是非組んでみてください。そして僕に使用感を教えてくださいww
MTGできる機会がなさすぎて怒りの……
 この先2ヶ月くらいMTGできる時間がなさそう。そのせいでメインでやっていたスタンが引退状態。買おうと思っていたけど、どうせスタンやらないからいーやって思ってたカードが物凄い値上がってたりするし。

 あまりにもカードに触れる時間がないので怒りの「帝国の徴募兵/Imperial Recruiter」購入。

 完全にEDH用な訳ですが、ここ何ヶ月かネットショップを見ていると着々と在庫が減っているようなので購入しました。11月発売予定?の統率者セットに再録されない場合、一気に在庫がなくなるか値段が上がるかしそうなので買ってしまいました。と言うかこのカードが再録される可能性って

①、発売するかどうか分からないレガシーマスターズへの収録
②、来年以降のフロムザボルトへの収録
③、統率者セットへの収録


 ①に関しては発売するかどうかも分からないものに期待するのは論外なので除外。

 ②に関しては可能性がない訳ではなさそうですが、そもそも次のフロムザボルトに収録するとしても1年後ですし、他のカードが全てノンフォイルなのに1枚だけフォイルのカードをデッキに入れたくはないのでフロムザボルトで再録されても別にいいかなっていう感じ。

 ③が一番可能性がありそうですし、今回は単色のセットなので期待はできると思います。ですがそうすると他の色にも同程度の値段のカードでかつEDH向けのカードを収録しなければいけなくなります。現在の値段を考えると一色だけ「帝国の徴募兵」クラスのカードを収録なんてできないですしね。

 そうすると、値段に多少差があっても釣合いそうなカードは、白が「戦の惨害/Ravages of War」、青が「荊州占拠/Capture of Jingzhou」、黒と緑はちょっと思いつかないですがこんな感じですかね。
 
 まぁ、現実的ではないですね。ってな感じで再録の目はなさそうなので投資と思って買いました。まぁ、EDHで赤が混じっているデッキなら考えなしに入れられるくらいのカードパワーがあるので大丈夫でしょう。


 ……今日は夜勤なので、台風が直撃するタイミングでの出勤です。仕事やめたいww
タイトルのまんま。
勤務し始めてからまだ1月ですが、転職活動してますww
起源のハイドラ/Genesis Hydra 考察
 かなり早い段階から公開されて一時期は話題になりましたが、だんだんと色々なカードが公開されるにつれ存在を忘れられていった可哀想な子。ただ、デッキの軸になれるほどのカードパワーを秘めていると思うので、少し考察していこうと思います。


Genesis Hydra
XGG
Creature - Plant Hydra
When you cast Genesis Hydra, reveal the top X cards of your library. You may put a nonland permanent card with converted mana cost X or less from among them onto the battlefield. Then shuffle the rest into your library.

Genesis Hydra enters the battlefield with X +1/+1 counters on it.

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①「起源の波/Genesis Wave」との違い

 起源の波は、めくれたカードの中でXマナ以下のパーマネントと土地を含めて好きな枚数出せるので、軽いマナクリーチャーで加速して打って大量展開するということができました。また、土地も出せるのでめくれた土地の枚数によっては起源の波を打った後に展開もできました。ですが、起源のハイドラは1枚しか出せないのでそういったことができません。ですので、起源の波が軽量パーマネントの加速からの大量展開だとすれば、起源のハイドラはスペルによる加速から中・重量級パーマネントピンポイント展開といったところでしょうか。

 また起源の波は出たパーマネントのCIP解決時には墓地にあるので、「永遠の証人/Eternal Witness」がめくれた場合に起源の波を回収できますが、起源のハイドラはキャスト誘発なのでサクリ台などを使って起源のハイドラを墓地に落としても、永遠の証人で回収などといったことはできません。その代わり打ち消されても能力は誘発できるメリットがあります。また「静翼のグリフ/Hushwing Gryff」などでCIPを封じられても関係ないという強みもあります。

 それと起源の波は場に出なかったカードは墓地に送られますが、起源の波はライブラリーに戻ります。これはパーマネントを出すついてで墓地を肥やすということができなくなりました。

 最後はスペルか生物かの差ですね。緑という色を考えれば生物のほうが使い回しやサーチがしやすいので、ここは起源の波に優っている点ですね。



②相性の良いカード

 とりあえず出てすぐ仕事をするカードが相性が良いのは当たり前として。たぶんこいつを打つ時はマナを全開で使うと思うので、ある程度プレイヤーを守れるカードだと嬉しいです。そういう点では「女王スズメバチ/Hornet Queen」は良いと思いますが、そうするとX=7で計9マナ。さすがに重いです。

 そうなると「世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker」あたりはいいのではないしょうか。能力で土地を起こして構えることができます。X=5で計7マナと現実的な範囲です。逆にニッサが先出しされている場合でも、ニッサの+で土地を起こして大きなマナから起源のハイドラを出せるので、とても相性が良いと思います。

 単純なパンチ力を考えるならX=5で「歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels」をめくって速攻10点パンチも夢があります。

 あとは「幻影の天使/Illusory Angel」のように召喚条件がある生物を無理やり出したりするのも良いですね。



③Xはいくつが目安になるか

 ニッサを出すのが目的になるのであれば最低5ですが、5枚めくったからといってニッサが確実にめくれるとは限りません。それどころかめくれたのが土地と1.2マナの軽量クリーチャーだけなんてこともあるでしょう。起源の波だったらそれでもいいのでしょうが、起源のハイドラではさすがにそんな訳にもいきません。

 これはデッキの中のマナカーブとの兼ね合いもあるので何とも言えませんが、「ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx」を使用するようなビッグマナデッキなら現実味も踏まえてX=7、つまりは9マナがひとつの目標点になるのではないでしょうか。7枚めくれば何かしら重いものがめくれるでしょうし、「森林の始源体/Sylvan Primordial」まで手が届きます。

 モンスターグルールをベースにしたデッキであれば、「世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater」や「嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon」を出せるX=5、つまりは7マナ辺りになるのではないでしょうか。さっきはX=5では不安と書きましたが、モンスターグルールであれば5枚もめくれば、前述した生物2種類に加え「ドムリ・ラーデ/Domri Rade」、「歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler」などPWもいるので、少ない枚数でもかなりの確率で何かしらの強力なカードがめくれるのではないでしょうか。



④どういうデッキに入るか

 基本的にはグッドスタッフに1.2枚さして何がめくれても強い構成、それこそモンスターグルール辺りにいれるのが一番いいのでしょうが、そこはやはり専用デッキを考えたいところ。

 気を付けなくてはいけないことは、重いカードを踏み倒そうとすれば結局それ+2マナは払わないといけないところ。それとこれで1枚で勝てるカードという訳でもないこと。それを考えればデッキを掘り進めつつアドの補填をする、デッキの潤滑油的な使い方をするのがいいのでしょうか。ある程度はマナが出るデッキでないとダメなので、やはりビッグマナかそれに準ずるデッキに入れるのが一番良いと思います。そうすると他の勝ち筋が必要になってきます。

 個人的に一番相性が良いと思っているニッサを考えるのであれば、マナカーブの頂点が5、ないし6で抑えたいところ。ニッサの性能を活かすのであれば、4/4の土地で戦えるデッキもしくは森を起こしたマナを余すことなく使えるデッキ。「歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels」は速攻10点パンチができ、いざとなったら4/4の土地を8点パンチャーにしてくれるので相性が良いと思います。生物化しないとただの置き物になる点も、起源のハイドラからめくれるのであれば、あまり気になりません。

 あとはそれらの足りない部分を埋めるようにデッキを作っていけばいいのではないでしょうか。ニッサのマナは「霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra」や「世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater」の怪物化に当てれば使いやすいですし、マナカーブの足りないところも補えます。

 そう考えていくと緑単t赤になるのでしょうか。個人的にはシミックで使いたいので、そっち方面でも考えてみたいですが。



 長々と文章を書いた癖に大したこと書いてない上に結論も普通、という散々なことになりましたが気にしない。とりあえず、レシピを考えて載せたいと思います。今日は疲れたのでここまでで。
 「炎の編み込み/Braid of Fire」を組み込んだドラゴンストンピィを考え中。炎の編み込みを活かせるインスタントがもう一種類見つかればレシピが完成しそう。
 タルキール覇王譚はサルカンの故郷ってことで、ドラゴンがプッシュされる(サルカンの故郷にはドラゴンがいないとのことだけど、サルカンならやってくれる)と信じ「嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon」を4枚買ったはいいけど、使い道がない。
 なんか「全知/Omniscience」と「無限への突入/Enter the Infinite」と「研究室の偏執狂/Laboratory Maniac」でいいや、って思ってきた。もしくは「地ならし屋/Leveler」とマニアックでもいいし。

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