【スタン】シミックスカージ【電波構築】
2014年1月29日 電波デッキ構築 コメント (4) 電波心ワクワクしてますか。僕はしてます。今日、まさに天啓とでもいうものがビビッと来ました。なので早速レシピを書きます。その後で解説します。
まず、この中で神々の軍勢で発売されるカードは2種類。「スコラ谷の災い」と「キオーラの追随者」です。この2種類はこのデッキの中核とも言える重要なカードです。
僕は最初に「スコラ谷の災い」を見たとき、これは強いカードだと直感しました。とは言えこのカードに弱点がないと思うほど盲目でもありません。このカードの弱点は、起動型能力にタップを含むことです。単純に打点を上げる能力なのにタップしてしまっては、パンプアップしたターンに殴りにいけません。ただ、それを補って余りある能力だと思ったので、「スコラ谷の災い」を最大限活かせるデッキを作ろうと思いました。
「スコラ谷の災い」を最大限に活かす為に何をなさなくていけないかは明白でした。能力を起動したターンに殴りにいけるようにすることです。その為に「キオーラの追随者」と「トリトンの戦術」という軽くて扱いやすいアンタップ手段の投入しました。
次に考えたのは「スコラ谷の災い」をパンプアップする為の種。つまりは高タフネスのクリーチャーです。幸い青は壁の色なので、軽量でタフネスのある壁を投入しました。
これで基本的にやりたいことはできるようになりました。ただ、それぞれでシナジーの薄さを感じました。それぞれのカードは確かに「スコラ谷の災い」を輝かせてくれる良いカードでしたが、単体での弱さがとても気になったのです。なので、他のシナジーを探しました。そこで思いついたのが「進化」です。「進化」のギミックは高タフネスの壁ととても相性がいいです。なので「進化」持ちのクリーチャーの中で単体で仕事のしやすい「円環の賢者」を投入しました。
ここで「進化」と「スコラ谷の災い」の面白い類似点を発見しました。それはどちらとも+1/+1カウンターを使用するという点です。この発見をしてすぐに思いつきました。+1/+1カウンターをやりとりしたら面白いのではないかと。迷わず「生体変化」の投入が決定しました。そして+1/+1カウンターをやりとりした時一番恩恵を受けるクリーチャー。そうです、「水深の魔道士」です。壁を食べた「スコラ谷の災い」のカウンターを「水深の魔道士」に移した瞬間を想像してみてください。感動すら覚えると思います。
ここまでは壁とのシナジーですが、もう一つ。つまりは「トリトンの戦術」とのシナジーを考えねばなりませんでした。ただ、これに関してはすぐに解決しました。「精鋭秘儀術師」を利用したコンボです。「精鋭秘儀術師」に「トリトンの戦術」を刻印すると、青マナの続く限り好きなクリーチャーをアンタップできるというものです。さらにここに青マナを生み出せるマナクリーチャー、つまりは「森の女人像」がいれば無限タフネスが発生します。
これは、「欺瞞の神、フィナックス/Phenax, God of Deception」のデッキを考えていたときに見つけたコンボですが、「スコラ谷の災い」とも相性が抜群です。無限タフネスが発生するということは「スコラ谷の災い」が無限パワーになるということです。しかも無限パワーを得た後にもう一度「精鋭秘儀術師」の能力を起動すれば「スコラ谷の災い」をアンタップできるのでそのまま殴りに行くことができます。
そして60枚全てのカードが埋まった時、更なる感動に包まれました。それはこのデッキの安さです。土地を除くと一番高いカードが「森の女人像」で、後は高くても200円程度で買えるものばかりでした。これは初心者でも組みやすくて、なおかつMTGのエキサイティングな部分を伝えるのに最も適したデッキだと確信しています。
機会があればこのデッキでFNMに参加し、皆様にレポートしたいと思います。
Main 60
Land 23
4 繁殖池/Breeding Pool
4 神秘の神殿/Temple of Mystery
8 森/Forest
7 島/Island
Creature 30
4 森の女人像/Sylvan Caryatid
4 キオーラの追随者/Kiora’s Follower
3 円環の賢者/Gyre Sage
2 つぶやく幻/Murmuring Phantasm
4 スコラ谷の災い/Scourge of Skola Vale
4 浮遊障壁/Hover Barrier
4 霜の壁/Wall of Frost
3 水深の魔道士/Fathom Mage
2 精鋭秘儀術師/Elite Arcanist
Instant 7
4 トリトンの戦術/Triton Tactics
3 生体変化/Bioshift
まず、この中で神々の軍勢で発売されるカードは2種類。「スコラ谷の災い」と「キオーラの追随者」です。この2種類はこのデッキの中核とも言える重要なカードです。
僕は最初に「スコラ谷の災い」を見たとき、これは強いカードだと直感しました。とは言えこのカードに弱点がないと思うほど盲目でもありません。このカードの弱点は、起動型能力にタップを含むことです。単純に打点を上げる能力なのにタップしてしまっては、パンプアップしたターンに殴りにいけません。ただ、それを補って余りある能力だと思ったので、「スコラ谷の災い」を最大限活かせるデッキを作ろうと思いました。
「スコラ谷の災い」を最大限に活かす為に何をなさなくていけないかは明白でした。能力を起動したターンに殴りにいけるようにすることです。その為に「キオーラの追随者」と「トリトンの戦術」という軽くて扱いやすいアンタップ手段の投入しました。
次に考えたのは「スコラ谷の災い」をパンプアップする為の種。つまりは高タフネスのクリーチャーです。幸い青は壁の色なので、軽量でタフネスのある壁を投入しました。
これで基本的にやりたいことはできるようになりました。ただ、それぞれでシナジーの薄さを感じました。それぞれのカードは確かに「スコラ谷の災い」を輝かせてくれる良いカードでしたが、単体での弱さがとても気になったのです。なので、他のシナジーを探しました。そこで思いついたのが「進化」です。「進化」のギミックは高タフネスの壁ととても相性がいいです。なので「進化」持ちのクリーチャーの中で単体で仕事のしやすい「円環の賢者」を投入しました。
ここで「進化」と「スコラ谷の災い」の面白い類似点を発見しました。それはどちらとも+1/+1カウンターを使用するという点です。この発見をしてすぐに思いつきました。+1/+1カウンターをやりとりしたら面白いのではないかと。迷わず「生体変化」の投入が決定しました。そして+1/+1カウンターをやりとりした時一番恩恵を受けるクリーチャー。そうです、「水深の魔道士」です。壁を食べた「スコラ谷の災い」のカウンターを「水深の魔道士」に移した瞬間を想像してみてください。感動すら覚えると思います。
ここまでは壁とのシナジーですが、もう一つ。つまりは「トリトンの戦術」とのシナジーを考えねばなりませんでした。ただ、これに関してはすぐに解決しました。「精鋭秘儀術師」を利用したコンボです。「精鋭秘儀術師」に「トリトンの戦術」を刻印すると、青マナの続く限り好きなクリーチャーをアンタップできるというものです。さらにここに青マナを生み出せるマナクリーチャー、つまりは「森の女人像」がいれば無限タフネスが発生します。
これは、「欺瞞の神、フィナックス/Phenax, God of Deception」のデッキを考えていたときに見つけたコンボですが、「スコラ谷の災い」とも相性が抜群です。無限タフネスが発生するということは「スコラ谷の災い」が無限パワーになるということです。しかも無限パワーを得た後にもう一度「精鋭秘儀術師」の能力を起動すれば「スコラ谷の災い」をアンタップできるのでそのまま殴りに行くことができます。
そして60枚全てのカードが埋まった時、更なる感動に包まれました。それはこのデッキの安さです。土地を除くと一番高いカードが「森の女人像」で、後は高くても200円程度で買えるものばかりでした。これは初心者でも組みやすくて、なおかつMTGのエキサイティングな部分を伝えるのに最も適したデッキだと確信しています。
機会があればこのデッキでFNMに参加し、皆様にレポートしたいと思います。
コメント
まさにコンボデッキお手本とも言うべき、素晴らしいデッキですね!
読んでいて非常にワクワクしました。
FNMでの活躍を楽しみにしております。
コメントありがとうございます。周りにFNMをやってる店舗がなくてなかなか参加できなかったりするのですが、久しぶりに行ってみたいと思います。
ちなみにザル=ターのドルイドにするとゲームを終わらせられますね。
コメントありがとうございます。精鋭秘儀術師の能力を少し勘違いしていました。ザル=ターのドルイドとの無限コンボは残念ながら色が合わないので入れられませんね。ご指摘ありがとうございます。