【スタン構築】ババ抜き考察 その1
2014年3月20日 TCG全般 コメント (2) そもそもスタンでババ抜きデッキって何ぞや?って話から始めるべきだと思うんだけど、ババ抜きデッキってのは「鐘楽のスフィンクス/Sphinx of the Chimes」を軸として手札を高速回転させるデッキの総称のことを指すみたいです。
その中でも自分が知っているのは「チャンドラのフェニックス型」と「世界棘のワーム型」です。ただ、その二つの趣は全く違います。
チャンドラのフェニックス型はチャンフェニの「手札に戻ってくる」能力を活かして、
①鐘楽のスフィンクスで、手札のチャンフェニを2枚捨てて4枚引く
②引いた4枚の中に火力がある場合、相手プレイヤーに打つ
③チャンドラのフェニックスを2枚とも回収する
以下①~③の繰り返し
この挙動でやりたいことは、火力で相手のライフを削りつつも手札を補充するというものです。必要パーツも鐘楽のスフィンクス以外では、チャンドラのフェニックスと火力というバーンになら入っていて当然のカードだけで済みます。なので、僕が前に書いたレシピ(http://napuuukin1236.diarynote.jp/201403192321577768/)のようにタッチするだけの構成でもいけます。即死させられる訳でもないですし、コンボというよりはシナジーですね。
それに対して世界棘のワーム型は「ライブラリーに戻る」能力を活かして
①鐘楽のスフィンクスの能力でライブラリーを引ききる
②ロッテスのトロールの能力で世界棘のワームを2枚捨てて、+1カウンターを乗せる
③鐘楽のスフィンクスで世界棘のワームを2枚捨てて4ドローする
以下②~③の繰り返し
そうすると、ロッテスのトロールで2枚、スフィンクスで2枚捨てて4枚引いているので手札の状況がこの挙動の前後で変化していないことになります。ただ、ロッテスのトロールには+1カウンターが乗るので無限パワーになります。また、この場に地平線のキマイラがいれば無限ライフにもなります。
ここでやりたいことは、前述した通りロッテスのトロールの無限パワーからの一撃必殺。必要パーツは、ロッテスのトロールと世界棘のワーム4枚になります。しかもライブラリーを引ききるという前提条件があるので、まず間違いなく専用デッキにする必要があります。ただ、無限パワーに入れるのでチャンドラのフェニックス型と違い、決まれば勝てるというメリットがあります。これは完全に専用デッキによるコンボ型ですね。
ここで違いをまとめると、
チャンドラのフェニックス型
・鐘楽のスフィンクスの枚数は何枚でも問題ない
・デッキの構成はバーンがベースになる
・決まったからと言って勝てるものではない
世界棘のワーム型
・鐘楽のスフィンクスはまず間違いなく4枚
・デッキは専用のデッキ構成になる
・決まれば大体勝てる
前フリが鬼のように長くなりましたが、今回は世界棘のワーム型について考えていきます。
基本的に世界棘のワーム型は「鐘楽のスフィンクス」でライブラリーを引ききる構成にするのですが、別に「鐘楽のスフィンクス」を使ってライブラリー引ききらなくても良くない?と思ってしまったのです。鐘楽のスフィンクスはライブラリーを引ききった後にロッテスのトロールを無限パワーにする役割を担っているので、ライブラリーを引ききる役割も買ってくれれば一石二鳥になって合理的ではあります。
ただ、最終的にライブラリーがない状態で鐘楽のスフィンクスとロッテスのトロール、世界棘のワームが2枚以上あればスタートができる訳です。最悪世界棘のワームはライブラリーの中にいても大丈夫なので、コンボスタートの条件は割とゆるいです。
そう考えるとわざわざ「鐘楽のスフィンクス」で引ききらなくても別の手段でライブラリーを引ききればいいわけです。しかも、それなら鐘楽のスフィンクスを4枚入れなくてもいいので、その分のスロットを他のライブラリーを引く手段に差し替えれます。その上「鐘楽のスフィンクス」の能力の特性上、デッキのほぼ全てを4枚積みにしなければいけないデメリットも解消できます。
とは言っても、わざわざライブラリーを削るカードを自分に打つくらいなら最初から相手に打てよって話です。そうなれば手段は一つ。
そうそれは「無限への突入/Enter the Infinite」です。「研究室の偏執狂/Laboratory Maniac」という最良の相棒を失った今、無限への突入を活かせるのは鐘楽のスフィンクスしかいない・・・!
その2に続けばいいな。
その中でも自分が知っているのは「チャンドラのフェニックス型」と「世界棘のワーム型」です。ただ、その二つの趣は全く違います。
チャンドラのフェニックス型はチャンフェニの「手札に戻ってくる」能力を活かして、
①鐘楽のスフィンクスで、手札のチャンフェニを2枚捨てて4枚引く
②引いた4枚の中に火力がある場合、相手プレイヤーに打つ
③チャンドラのフェニックスを2枚とも回収する
以下①~③の繰り返し
この挙動でやりたいことは、火力で相手のライフを削りつつも手札を補充するというものです。必要パーツも鐘楽のスフィンクス以外では、チャンドラのフェニックスと火力というバーンになら入っていて当然のカードだけで済みます。なので、僕が前に書いたレシピ(http://napuuukin1236.diarynote.jp/201403192321577768/)のようにタッチするだけの構成でもいけます。即死させられる訳でもないですし、コンボというよりはシナジーですね。
それに対して世界棘のワーム型は「ライブラリーに戻る」能力を活かして
①鐘楽のスフィンクスの能力でライブラリーを引ききる
②ロッテスのトロールの能力で世界棘のワームを2枚捨てて、+1カウンターを乗せる
③鐘楽のスフィンクスで世界棘のワームを2枚捨てて4ドローする
以下②~③の繰り返し
そうすると、ロッテスのトロールで2枚、スフィンクスで2枚捨てて4枚引いているので手札の状況がこの挙動の前後で変化していないことになります。ただ、ロッテスのトロールには+1カウンターが乗るので無限パワーになります。また、この場に地平線のキマイラがいれば無限ライフにもなります。
ここでやりたいことは、前述した通りロッテスのトロールの無限パワーからの一撃必殺。必要パーツは、ロッテスのトロールと世界棘のワーム4枚になります。しかもライブラリーを引ききるという前提条件があるので、まず間違いなく専用デッキにする必要があります。ただ、無限パワーに入れるのでチャンドラのフェニックス型と違い、決まれば勝てるというメリットがあります。これは完全に専用デッキによるコンボ型ですね。
ここで違いをまとめると、
チャンドラのフェニックス型
・鐘楽のスフィンクスの枚数は何枚でも問題ない
・デッキの構成はバーンがベースになる
・決まったからと言って勝てるものではない
世界棘のワーム型
・鐘楽のスフィンクスはまず間違いなく4枚
・デッキは専用のデッキ構成になる
・決まれば大体勝てる
前フリが鬼のように長くなりましたが、今回は世界棘のワーム型について考えていきます。
基本的に世界棘のワーム型は「鐘楽のスフィンクス」でライブラリーを引ききる構成にするのですが、別に「鐘楽のスフィンクス」を使ってライブラリー引ききらなくても良くない?と思ってしまったのです。鐘楽のスフィンクスはライブラリーを引ききった後にロッテスのトロールを無限パワーにする役割を担っているので、ライブラリーを引ききる役割も買ってくれれば一石二鳥になって合理的ではあります。
ただ、最終的にライブラリーがない状態で鐘楽のスフィンクスとロッテスのトロール、世界棘のワームが2枚以上あればスタートができる訳です。最悪世界棘のワームはライブラリーの中にいても大丈夫なので、コンボスタートの条件は割とゆるいです。
そう考えるとわざわざ「鐘楽のスフィンクス」で引ききらなくても別の手段でライブラリーを引ききればいいわけです。しかも、それなら鐘楽のスフィンクスを4枚入れなくてもいいので、その分のスロットを他のライブラリーを引く手段に差し替えれます。その上「鐘楽のスフィンクス」の能力の特性上、デッキのほぼ全てを4枚積みにしなければいけないデメリットも解消できます。
とは言っても、わざわざライブラリーを削るカードを自分に打つくらいなら最初から相手に打てよって話です。そうなれば手段は一つ。
そうそれは「無限への突入/Enter the Infinite」です。「研究室の偏執狂/Laboratory Maniac」という最良の相棒を失った今、無限への突入を活かせるのは鐘楽のスフィンクスしかいない・・・!
その2に続けばいいな。
コメント
コメントありがとうございます。ただ単に無限への突入フェチなだけなんです。そして無限への突入でライブラリーを引ききったらババ抜きじゃないって後になって気づきましたorz