diarynote内で昨日今日とさんざんウギンの話題は出たので今更このカードの能力について書かなくても、みなさん知っていると思います。そんな訳でモダンでウギンを使っていきたいのですが、モダンでプレインズウォーカーと言ったら「倍増の季節/Doubling Season」だと思います。



倍増の季節/Doubling Season  (4)(緑)
エンチャント RAV, レア
いずれかの効果があなたのコントロール下で1個以上のトークンを出す場合、代わりにそれはその2倍の数を戦場に出す。
いずれかの効果があなたがコントロールするパーマネントの上に1個以上のカウンターを置く場合、代わりにそれはその2倍の数をそのパーマネントの上に置く。




 ウギンは「倍増の季節」が出ている状態ならキャストしてすぐさま奥義が使える状態になります。しかも奥義を打って次のウギンを引いた場合、もう一回新しいウギンで奥義を打つことができます。


 とは言ってもウギンの為だけに「倍増の季節」を入れるのは厳しいので他のPWも入れたデッキに仕上げるのが無難になります。そしてウギンの奥義が手札のパーマネントを踏み倒せる能力なので、デッキをパーマネントで埋め尽くしましょう。呪文なんていらんのです。と、なれば「原初のうねり/Primal Surge」でしょうとも。



原初のうねり/Primal Surge  (8)(緑)(緑)
ソーサリー AVR, 神話レア
あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。それがパーマネント・カードである場合、あなたはそれを戦場に出してもよい。そうした場合、この手順を繰り返す。




 デッキ内のカードが全て戦場に出て、その上ウギンの奥義でドローができるとなれば彼の出番でしょう。敗北条件を勝利条件に変える唯一無二のカード。「研究室の偏執狂/Laboratory Maniac」。



研究室の偏執狂/Laboratory Maniac  (2)(青)
クリーチャー ― 人間(Human)・ウィザード(Wizard) ISD, レア
あなたのライブラリーにカードが無いときにあなたがカードを引く場合、代わりにあなたはこのゲームに勝利する。
2/2




 ただ2色だけだと相手の妨害が難しいのでパーマネントで相手の場に干渉できる白も足しましょう。バントカラーですな。


 色も決めたので候補となるカードを探していきましょう。まずは他のPW。ウギンが8マナとかなりヘビーなのでマナ加速できるPWが理想です。その条件を満たしているのが


「野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker」
「荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave」
「世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker」


 でしょうか。特に「野生語りのガラク」はマイナス能力が「倍増の季節」と相性が良いのがポイントですね。ただ、「世界を目覚めさせる者、ニッサ」も次のターンに確実にウギンのマナ域に到達できるのがポイントです。「荒ぶる波濤、キオーラ」は稲妻環境であるモダンにおいて致命的な忠誠値なので扱いづらいことが予想されます。


 さて、他のプレインズウォーカーも見ていきましょう。


「遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant」

 ・ただ強ですね。しかしながら単体での強さはあるものの、デッキとのかみ合いが良くなさそうなのがマイナスポイントです。


「太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion」

 ・こちらもただ強ですが、マナコストがかなりヘビーです。正直デッキ全体のマナコストを考えた時に入れたくはありませんが、プラスでトークン生成、小マイナスでパワー4以上を破壊と防御性能の高さがとてつもないので1枚か2枚入れてもいいかもしれません。


「ギデオン・ジュラ/Gideon Jura」

 ・こちらも防御性能が高く欲しいカードではあるのですが、これ以上5マナ域をもっさりさせたくないのでなしの方向性で。


「思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought」

 ・手札補充ができて、相手の打点も下げられる。いいことずくめです。また「倍増の季節」がある状態なら即奥義でウギンを引っ張ってこれるのもポイント高いですね。


「ギルドパクトの体現者、ジェイス/Jace, the Living Guildpact」

 ・密かに評価しているカードであるジェイスです。初期忠誠値の高さとパーマネントタイプを選ばないバウンス能力がいいですね。やっぱり「倍増の季節」下で即奥義が強力なのもいいです。ただ、やっぱり「思考を築く者、ジェイス」が優先されると思います。


「解放された者、カーン/Karn Liberated」

 ・高い。


 こんなところでしょうか。PWはどうしても4マナ以上のものが多いのがネックになりますね。なので他のカードは3マナ以下に抑えたいところです。ということでPW以外のカードも見ていきましょう。


「森の女人像/Sylvan Caryatid」
「極楽鳥/Birds of Paradise」
「貴族の教主/Noble Hierarch」

 ・安定のマナ加速。好きな色を出せるのがポイント。このデッキが動き出すのは4マナ以降なので1マナであることに拘る理由は少ない。


「とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle」

 ・マナ加速になるかは分からないが、出た瞬間に必ずアドをとってくれるのが偉い。2マナという軽さもセクシー。


「拘留の宝球/Detention Sphere」

 ・白をとる理由。ただ、ウギンのマイナスで壊した時の反動が怖い。トークン軍団を一掃できるのも嬉しいところ。


「神秘の蛇/Mystic Snake」

 ・重いがパーマネントで打ち消しができる数少ないカード。もっと重くてもいいなら「吸収するウェルク/Draining Whelk」でも。


「クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix」

 ・アド+ライフゲイン。稲妻で落ないのもポイント。


 白をとる理由が本当に薄い。その上、パーマネントしか入れられないと青の強みを一切活かせないという。これは素直に「原初のうねり」を諦めてバントコンにした方が良さげですね。でも俺はうねりたいんや。


 もう少し考えてみます。

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