僕はたまに自分の書いた日記はどんな人が見るのだろうと思い、アクセス解析のところから検索ワードを見るのだけれど、そうすると「白単 EDH」や「勇丸 EDH」で来てくれる人が多いことにビックリする。

 勇丸に関しては大分前ではあるが、レシピを書いたので良いとしてそれ以外の人は僕の日記を見ても参考になるものは殆どないと思う。一応、統率者2014の白単を予算5000円で改造する(http://napuuukin1236.diarynote.jp/201411101847413280/)という日記を書いたけれど、かなり初心者向けでわざわざ「白単 EDH」という酔狂な人たちには向かないものになっていると思う。

 となると、しっかり白単ジェネラルに関する日記を書いて需要を満たさねばならないというよく分からない義務感に駆られ、今の状況に至っているわけだ。

 さて、今僕自身「八ツ尾半/Eight-and-a-Half-Tails」をジェネラルに据えたデッキを考えているのだけれど、それはさすがにぶっ飛びすぎてアレなのでもう少し使いやすいジェネラルを考えていきたい。

 僕は使うジェネラルを考える時にイラストもかなり重要視するので、性能だけで決めないことが多い。だから性能的には使ってみたいがイラストが好きでないが故に組んでないジェネラルというのもそれなりにいたりする。

 もちろん白単ジェネラルの中にも性能的には好みだがイラストが好みでないために諦めたカードはある。それは「太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun」だ。彼はストーリーの畜生具合から「ヘリカス」というアダ名がついていたりするほどの人気キャラではあるのだが、僕はただのオッサンを使おうと思うほどもの好きではないのだ。

 さて、彼はテーロス出身のカードでスタン落ちして大分経つので詳しい能力を忘れてしまった人も多いだろう。なのでまずは彼の能力を確認しようと思う。


Heliod, God of the Sun / 太陽の神、ヘリオッド (3)(白)

伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)

破壊不能

あなたの白への信心が5未満であるかぎり、太陽の神、ヘリオッドはクリーチャーではない。(あなたの白への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(白)の数に等しい。)

あなたがコントロールする他のクリーチャーは警戒を持つ。

(2)(白)(白):白の2/1のクレリック(Cleric)・クリーチャー・エンチャント・トークンを1体戦場に出す。

5/6

M:TG Wiki より



 さて、このカードをジェネラルに据えようと思った時にパッと思いつくのはトークン戦略になると思う。だが、大量のマナが出やすいEDHといえど、4マナ払ってようやくトークン一体というのは流石に重すぎる。どんなに頑張っても1ターンに2体出せれば良いほうだろう。そんなペースでは他のプレイヤーを倒す前に日が暮れてしまう。

 ではどうするか。簡単だ。4マナでパワー5というサイズ。破壊不能という除去耐性。非常に優秀だ。なら、こいつ自身で殴り倒せばいいのだ。幸い、白という色は信心を稼ぎやすいし、装備品やオーラで強化もお手の物だ。


 そうと決まればもっと詳しく見ていこう。まずは信心についてだ。信心を稼ぐ方法としてはクリーチャーかエンチャントで稼ぐのが一般的だと思う。どちらに関しても白は優秀ではあるが、クリーチャーで信心を稼ぐと全体除去などで顕現が解けてしまうパターンが多くなりそうではあるし、そもそも破壊不能を活かして自分から全体除去を打つことになると思うので却下である。そうなるとエンチャントで信心を稼ぐ方法になる。

 では実際にどのようなエンチャントで信心を稼ぐ話になるのだが、これは候補が多い。軽量エンチャントから重めのエンチャントまで選り取りみどりである。ここに関してはデッキの方向性や好みの問題もあるので何とも言えないところではあるが、個人的に入れていきたいカードを何種類か上げると

「沈黙のオーラ/Aura of Silence」
「浄化の印章/Seal of Cleansing」
「忘却の輪/Oblivion Ring」
「停滞の罠/Stasis Snare」
「盲従/Blind Obedience」
「安らかなる眠り/Rest in Peace」
「土地税/Land Tax」
「城塞の包囲/Citadel Siege」
「真実の確信/True Conviction」
「Inheritance」

 などだ。見てもらえば分かるが、どのカードも強い効果を持った物が多い。ここには挙げなかったが「栄光の頌歌/Glorious Anthem」を代表としたアンセム系のカードだってアリだ。そう、本当に候補が多くて絞りきれないんだ。だからもっと煮詰めてからここら辺の取捨選択はしていこうと思う。


 次にオーラや装備品での強化手段について書いていこうと思う。EDHにおいてジェネラルの打点の線引きというのは7点と11点。それと21点だ。要は統率者ダメージで倒すのに何回に殴る必要があるかだ。7点だったら3回。11点だったら2回。21点だったら1回。ヘリオッドのパワーは5なのでそのままの状態で殴ったら一人倒すのに5回も必要だ。だけど、パワーを2上げるだけで殴る回数が一人につき2回減る。だったらもちろんパワーを上げない手はない。

 あとは装備品かオーラかという話になるのだが、オーラは信心を稼ぐのには使えるのだが、ヘリオッドが顕現していない場合そもそも付けることができないという自己矛盾っぷりが凄いし、一般的にアド損しやすいと言われているように使いづらい面もあるので装備品で強化するのがベターだと思う。あと、単純に装備品のほうが強いカードも多いしね。それにしてもパワーを2上げるだけで良いというのは本当に絶妙なラインだと思う。なんたって剣シリーズが使えるからね。もちろん剣以外にも優秀な装備品は多いから候補を見ていこう。

「光と影の剣/Sword of Light and Shadow」
「火と氷の剣/Sword of Fire and Ice」
「戦争と平和の剣/Sword of War and Peace」
「饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine」
「大薙刀/O-Naginata」
「ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer」
「勇者の兜/Champion’s Helm」
「今田の旗印/Konda’s Banner」
「神送り/Godsend」
「審問官のフレイル/Inquisitor’s Flail」
「炎叫びの杖/Fireshrieker」

 パッと思い付くのを上げただけでもこれだけあるのだから実際はもっと良い候補カードもあると思う。ここに更に一部の優秀なオーラを入れることができるのから相当な数になるだろう。候補を絞るのが大変なぐらいだ。


 ここまで書いて言いたいことは簡単だ。「太陽の神、ヘリオッド」でデッキを作るのなんか楽勝だってことだ。


 多分、次回に続く。

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